MOTION SHOOTING GUIDE
中古車の振動を動画で残す方法
振動は、スマートフォン自体の揺れと車の揺れが混ざりやすい症状です。動かない基準を画面に入れ、発生する速度・回転数・操作をセットで残します。
安全な場所に停車してから撮影してください。強い異常や赤い警告灯がある場合は撮影を優先せず、走行を控えて専門業者へ相談してください。
APPRAISAL SCOPE
エンジン・ミッション内部も鑑定対象です。
内視鏡画像、オイル・フィルター・オイルパンの写真、作動時の動画、故障コードや点検記録などに内部の状態が残っていれば、振動の素材と合わせて確認・文書化できます。
素材から確認できる範囲の鑑定です。分解診断や、写っていない状態・原因・安全性の推測、断定、保証は行いません。STEP BY STEP
振動を伝わりやすく撮る4ステップ
遠い構図から近い構図へ進み、症状が出た条件まで一緒に残します。
- 01CONDITION
振動が出る条件を一つに絞る
停車中か走行中か、特定の速度や回転数か、エアコンのオン・オフやギア位置で変わるかを確認します。複数条件を同時に変えないことがポイントです。
- 02REFERENCE
揺れが比較できる基準を画面に入れる
ハンドルの縁、メーター、シートの縫い目など、車内の固定された部分を画面に入れます。拡大しすぎず、どの部分の振動か分かる構図にします。
- 03METER
速度や回転数が分かる状態を残す
停車中はメーターと振動箇所を別々に、走行中は同乗者が安全を確保して記録します。撮影者の手ぶれと区別できるよう、構図をなるべく固定します。
- 04COMPARE
振動が弱い状態も比較用に撮る
振動が強い場面だけでなく、速度や回転数を変えて弱くなる場面も撮ります。差が見えることで、発生範囲を説明しやすくなります。
SHOOTING CHECK
振動の撮影チェック
ADD A SHORT NOTE
写真・動画と一緒にメモすること
映像に写らない条件を短く添えると、後から状況を説明しやすくなります。
- 01振動を感じる場所(ハンドル・座席・床・車体全体)
- 02発生する速度帯または回転数
- 03加速・減速・ブレーキ・アイドリングのどの場面か
- 04エアコンや電装品のオン・オフで変化するか
COMMON MISTAKES
伝わりにくくなる撮り方
振動部分だけを大きく撮る
位置関係が分からず、手ぶれとの区別も難しくなります。周囲の固定部分を一緒に映します。
スマートフォンを揺れに合わせて動かす
実際の振動量が分かりにくくなります。安全な位置から、同じ構図を保って記録します。
撮影のために走行を続ける
違和感が強いときは安全を優先し、無理に再現させないでください。運転者自身による撮影は禁止です。
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS
振動の撮影でよくある質問
Q01振動は動画に映りにくいのですが、どうすればよいですか?+
ハンドルの縁やメーターなど動かない基準を画面に入れ、同じ構図で撮影してください。発生する速度や回転数をメモで補うことも重要です。
Q02走行中の振動はどう撮影しますか?+
運転者は撮影せず、同乗者が安全な姿勢で記録してください。安全に撮れない場合は撮影せず、速度帯や発生条件を文章で残してください。
Q03振動の動画から安全に走れるか判断できますか?+
動画だけで走行の安全性は判断できません。強い振動や操舵・制動の違和感がある場合は走行を控え、整備工場やロードサービスへご相談ください。
Q04エンジン内部やミッション内部の状態も鑑定できますか?+
はい、鑑定対象です。内視鏡画像、オイルやフィルター、オイルパン、鉄粉の写真、作動動画、故障コード、点検記録など、提出素材から確認できる状態を整理できます。分解・測定を伴う整備診断や、素材に写っていない内部状態の推測・断定とは異なります。
RECOMMENDED PLAN
振動の確認に動画鑑定書
ハンドルや車体の動き、振動が出る前後を動画で確認したい場合に向くプランです。