SOUND SHOOTING GUIDE
中古車の異音を動画で残す方法
異音は、音だけでなく「いつ・どの操作で・どこから聞こえたか」を一緒に残すと伝わりやすくなります。長い動画を一本撮るより、条件を変えずに短く記録することが大切です。
安全な場所に停車してから撮影してください。強い異常や赤い警告灯がある場合は撮影を優先せず、走行を控えて専門業者へ相談してください。
APPRAISAL SCOPE
エンジン・ミッション内部も鑑定対象です。
内視鏡画像、オイル・フィルター・オイルパンの写真、作動時の動画、故障コードや点検記録などに内部の状態が残っていれば、異音の素材と合わせて確認・文書化できます。
素材から確認できる範囲の鑑定です。分解診断や、写っていない状態・原因・安全性の推測、断定、保証は行いません。STEP BY STEP
異音を伝わりやすく撮る4ステップ
遠い構図から近い構図へ進み、症状が出た条件まで一緒に残します。
- 01CONDITION
音が出る条件を先にメモする
冷間時か暖機後か、停車中か走行中か、P・R・Dのどこか、アクセルやブレーキの操作時かを記録します。条件は一度に一つだけ変えると比較しやすくなります。
- 02WIDE
車全体とメーターを最初に映す
車の状態と撮影状況が分かるよう、最初の5〜10秒は車全体やメーターを映します。走行距離、回転数、警告表示も同時に確認できると説明しやすくなります。
- 03SOUND
音源に近い位置でカメラを止める
音が聞こえる方向へ近づき、スマートフォンを動かさず20〜40秒ほど記録します。異音が出ている間は話さず、風やラジオ、エアコンの音をできる範囲で減らします。
- 04REPEAT
同じ条件でもう一度撮る
同じ操作で異音が再現するか、少し離れた位置でも聞こえるかをもう一度記録します。再現しない場合も、発生頻度や直前の状況をメモしておきます。
SHOOTING CHECK
異音の撮影チェック
ADD A SHORT NOTE
写真・動画と一緒にメモすること
映像に写らない条件を短く添えると、後から状況を説明しやすくなります。
- 01発生した日時と外気温
- 02エンジン始動からの経過時間
- 03速度・回転数・ギア位置
- 04ハンドル、アクセル、ブレーキなど直前の操作
COMMON MISTAKES
伝わりにくくなる撮り方
音が出てから撮影を始める
直前の操作が分からず、発生条件を共有しにくくなります。音が出る少し前から撮り始めます。
音源を探しながらカメラを動かし続ける
衣擦れや風切り音が入り、対象の音が分かりにくくなります。位置を決めたら一度止めます。
走行中に運転者が撮影する
非常に危険です。走行中の記録が必要な場合は、運転者ではない同乗者が撮影してください。
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS
異音の撮影でよくある質問
Q01異音の動画は何分くらい必要ですか?+
一つの条件につき20〜40秒が目安です。長時間の動画より、異音が出る前後と発生条件が分かる短い動画のほうが確認しやすくなります。
Q02異音が毎回は再現しない場合も依頼できますか?+
再現した動画に加えて、発生日時、頻度、速度、天候、直前の操作をメモしてください。再現しないこと自体も経緯を整理する材料になります。
Q03動画だけで故障原因を断定できますか?+
動画から確認できる音や状態は整理できますが、分解や測定を伴わないため内部部品を含む原因の断定はできません。必要に応じて整備工場の診断もご検討ください。
Q04エンジン内部やミッション内部の状態も鑑定できますか?+
はい、鑑定対象です。内視鏡画像、オイルやフィルター、オイルパン、鉄粉の写真、作動動画、故障コード、点検記録など、提出素材から確認できる状態を整理できます。分解・測定を伴う整備診断や、素材に写っていない内部状態の推測・断定とは異なります。
RECOMMENDED PLAN
異音の確認に動画鑑定書
異音の発生前後や動作時の音を、動画1本から確認したい場合に向くプランです。